標記のとおり、情報が入ってきました。
相手は村田智弘 6段。村田 智穂 女流のお兄さんですね。
村田6段は居飛車の研究党というイメージで、なかなか正攻法で崩せる相手ではないとは思っていたのですが……
将棋db2に対局が上がっていました。
里見女流4冠の▲65銀で将棋が決まってしまった印象ですね。
後手は△45歩や△86歩で突っ張ったものの、▲65銀で捌きに来られては逆用された感。
突き捨てが逆効果、22角と42銀の組み合わせが絶望的です。
▲65銀は中飛車側から見たら本にも載ってそうな「次の一手」なのですが、村田6段に読み抜けがあったのでしょう。
優勢を築いてからの里見女流の指しまわしもまた絶品です!
もともとわかりやすい形勢だったのは確かですが、一切ミスや紛れなく勝ったのはさすがの一言です。
2回戦の相手は藤井7段。これも話題になること間違いなしですね!
(すでになってるか…笑)
なお、3段リーグでも対局経験があり、その際は藤井7段が勝っています。
次回の一局は、ほぼ間違いなく里見女流は十八番の中飛車、それに対して藤井7段がどんな対策を取るか。
まず居飛車だとは思いますが、ここで藤井7段が指した戦型がアマ界でも注目され、指されていくと思います。
ところで、僕は小学生時代の里見女流と対局経験があります。
「出雲のイナズマ」なんてかっこいい二つ名がついていない頃です。
(様々な大会に島根から遠征に来られていました。)
僕は当時居飛車党だったのですが、僕の居飛車に対して当時も中飛車を採用されました。
しかしゴキ中がない時代だったので、角道を止めるまったりした中飛車だったのを記憶しています。
イナズマというか、どっしり厚めの雨雲という印象でした。
そのときは勝たせていただいたのですが、今は勝たせてもらえるか……
相当厳しい、絶望的でしょうね。
彼女にとってゴキ中は最高の戦友だと思います。僕のようにイップスは起こらないでしょう。
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これ、ネタにでもしないとやってらんないですよ。
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