王位戦1日目のハイライトです。(中継サイトはこちら)
平成最後の年に、初の平成生まれ同士のタイトル戦が開催ということで注目を集める本対局。
菅井王位の初手56歩から始まりました。
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昨年の王位戦では、羽生先生相手に56歩34歩78飛という独創的な振り飛車を見せた菅井王位。
本局はどうなるかと思いましたが、普通に先手中飛車に落ち着きました。
29手目:54同飛
30手目に65桂が見えるところです。
以下、65同銀同銀に53飛成!?(同銀に55角の王手飛車狙い)という面白い手があるものの、駒得してるわけではないので、見た目以上に忙しいんですよね……
と、思っていたら本譜は替えて94歩でした。
5筋交換が無条件でできた先手としては、まずまずといった気がします。
34手目:42金左
玉を「箱入り娘」調に固めつつ、52飛から5筋逆襲を含みにした手。
AIが発見し、千田6段が実戦投入した筋として記憶に新しいところです。
ここで菅井王位が封じ手です。
持ち時間の消費はどちらも3時間52分、全体8時間のほぼ半分です。
攻めるなら75歩、守るなら47銀や16歩でしょうか。
僕のGPSfishはどの手も+150くらいでした。
こうなれば、振り飛車党ということもあり、振り飛車を持ってみたいですね。
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