今回の騒動と例の事件は本質的に同じ構造であり、それが繰り返されたことは一ファンとして非常に残念です。
「自分は絶対に正しい」と思う方がSNSを使いこなすのは、本当に難しいことだと思います。— つわぶき@全国優勝将棋ブロガー (@tsuwa_chesshogi) 2018年7月2日
例の「待った」騒動、僕は全く問題視していなかったのですが、結構な議論になっていますね。
しっかり記事を書こうかなとも思ったのですが、時間の無駄ですし、すでにtwitterで同意できる意見がたくさんあったので、簡単に転載して記事にしようかなと思います。
藤井七段の「待った」疑わせる着手に注意、将棋連盟「反則でない」 https://t.co/Bf9a3ZB9MF
これか。しょうもない。増田先生からの指摘は無かったんでしょ。はい、終わり終わり。解散解散。
— かるこえ (@karukoe) 2018年7月2日
大原則はこれ。
指摘がなかった以上、どちらが勝ったとしても、「投了優先」の原則が働いて勝者が決まります。
「反則ではなくマナーの問題なので、師匠(杉本昌隆七段)から本人へ注意すると聞いております」とのコメントを出した。
対局後、連盟の常務理事らが映像で確認し、反則ではないと判断した。連盟が素早い対応&発表してくれて良かった。
— みっひー (@Jun_miffy) 2018年7月2日
連盟が公式見解を出したことで騒動は幕引きです。
往々にして組織での決定は時間がかかるところ、迅速な対応で本当に素晴らしいと思います。
藤井聡太七段の微妙なアクションについて連盟理事が映像を確認した結果、『待った』には該当しない旨の発表があった。「あれは『待った』である」と軽率に断定してしまった先輩棋士の方々は謝罪するのが筋だろう。反省文を書くという手もあるし、短期間の自主謹慎という手もある。
— logimon (@logical0630) 2018年7月2日
連盟の公式見解に先立って、SNSで行き過ぎた持論を述べている一般棋士がいたところに違和感を持っています。
残念ながら、「処分の是非」どころか「処分の内容」にまで踏み込んでいる棋士もいました。
組織に属する身として、権限を持たないのにここまで言い切ってはいけないでしょう。
連盟の公式見解後も、彼からの謝罪はありません。以前の冤罪事件から何も学ばなかったのでしょうか。
あの…「待った」って公式戦でアリなんですか?
それとも藤井の特殊能力?pic.twitter.com/47RL9qSTgZ — ファロン (@farron725w) 2018年6月29日
一方で、束縛されるべき義務のないファンの我々には騒ぎ立てる権利や、独自で「待った」かどうか認定する自由があると思います。
僕はその権利を行使しようとは思いませんが……
そんなことより今日の豊川―藤井戦を見守りたいところです。
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