これからは女性棋士がさらに活躍する時代になってくる
仲間に恵まれ、高校時代に全国大会団体戦で優勝経験があります。
将棋の普及にも興味があり、子ども将棋教室を何度も開催。
駒の動かし方から教えるほか、指導対局を実施。延べ250人以上を指導しています。
また、これまで海外20か国以上を訪問。滞在先で将棋の普及やチェスの対局を楽しんでいます。
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女流トップクラスだと、男性棋士との差が本当になくなってきてますね。
AIの発展も大きな一因だと思います。 https://t.co/WxcbmuErT7— つわぶき@将棋ブログ (@tsuwa_chesshogi) 2018年8月3日
ここ数年、女流トップ棋士が目覚ましく強くなっています。ひと昔前でしたら清水女流・中井女流のツートップ。しかしながら、男性棋士への分の悪さは否めませんでした。ところが今や里見女流・西山女流を筆頭に、20代の女流棋士はかなり実力をつけてきていると言えるでしょう。
また、この局面を皆さんに見ていただきたいと思います。これは先日の近藤 六段 vs 伊藤 女流二段戦( 朝日杯)。
棋譜も見てみたのですが、どちらが振り飛車かわからないほどの絶品の捌きを見せ、危なげなく伊藤女流が勝っています。伊藤女流は小林7段に続き近藤6段に勝利。女流棋士が男性棋士に連勝することも、あまり類がないようでした。(恐らくこれで香川女流に続き2例目)
言い方は悪いのは承知ですが、女流トップ級なら中堅下あたりの男性棋士くらいの実力があってもおかしくないと思います。次は郷田9段との対局。手ごわいとは思いますが、ここでもぜひ熱戦を見せてほしいですね。
さて、女性が実力をつけているのは女流棋士界の中だけではありません。
先日、野原未蘭さんが女性初の中学生名人になり、さらには2日前の中学選抜でも女子の部優勝を果たしたとのこと。(未蘭さんの名前は「みらん」と読むので、親御さんはサッカーファンかな?と思ったり。)
(参考:https://www.shogi.or.jp/event/2018/07/43_9.html、 http://www.tendojc.com/shogi/%E5%A4%A7%E4%BC%9A%E7%B5%90%E6%9E%9C/2018-%E5%A4%A7%E4%BC%9A%E7%B5%90%E6%9E%9C/)
もともと男女の実力差があったのは、競技人口の差がそのまま関係していたように思います。
しかし誰でも簡単に情報にアクセスでき、勉強もしやすく、ブームになっている昨今、性別を分けて議論するのは時代の潮流に合っていないのは間違いないでしょう。
僕としては、いい将棋が増えてほしい、その一心です。
単純に競技人口が増えればその分好局も増えるでしょうし、女流発の新手や流行戦法もゆくゆくは出てくるはずです。より多角的な将棋が見られることを期待したいですね。
AIの発展もそうですが、将棋は一生楽しめるゲームになりそうです。笑
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また、これまで海外20か国以上を訪問。滞在先で将棋の普及やチェスの対局を楽しんでいます。
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