観る将から指す将まで

【藤井聡太】藤井聡太 七段 vs 豊川孝弘 七段 第77期順位戦C級1組2回戦

2018/07/11
 





順位戦のハイライトです。(将棋DBの棋譜はこちら
大阪北部の地震で延期となった本局。
対局相手はおやじギャグで売り出し中(?)の豊川先生で、待ちに待ったファンも多かったのではないでしょうか。
[関連記事]>>>【お読みください】地震の際のSNS活用と、藤井聡太7段ら11組の対局延期について

意表の向かい飛車(12手目:22飛)

豊川先生は後手番で意表の向かい飛車を選択しました。
僕としては、ようやく対抗形の将棋が解説できて一安心です。笑

僕はあまりノーマル向かい飛車を指さないのですが、その理由として「56歩を突かずに24歩対策をされると向かい飛車指しにくい」と思っているためです。逆に5筋の歩が突いてあって、24同角のときに敵玉を睨めるのは相当大きい。

56歩が早々に突いてある形だったら、向かい飛車を選択することも結構あるんですけどね。
つわぶき流オープン四間でも、分岐で向かい飛車に転戦する筋を示しています。
[関連記事]>>>【★×4】つわぶき流 オープン四間の基本方針

 

後手、仕掛ける(38手目:35歩)

先手の金銀の連携が悪いところに好機とみて、後手から仕掛けました。
後手の駒組もほぼ飽和しているのも理由の一つだったでしょう。

しかしながら僕個人としては先手持ち。理由としては、次のようなことが挙げられます。

  • 端の位が大きい
  • 78金の一手はどこかで入りそう
  • 一発85歩の反撃が早い

CPUもこの辺り+500~+800を示していました。



飛車の行き場所(71手目:46銀)

さて、先手の駒が上ずっていますが、これは厚みととらえるべきです。

ここで65飛と指せば振り飛車にも楽しみがあったと思いますが、本譜は37飛成
これで勝負が決してしまいました。

数手先には盤石の態勢で、先手に負けはなくなってしまいました。
終局まで指したい手を全部指して勝った印象です。

<数手先と投了図>

ニコ生で観ていましたが、本対局は上村先生が豊川流の「おやじギャグ」を交えた解説、ひふみんこと加藤先生の歓談など、非常に和気あいあいとしていてほっこりしました。

書店でパラっとめくったのですが、棋士や実在の人物にあやかっている、おびただしい量のおやじギャグにクスリと来る本です。観る将の方にもおススメ。
ぜひご一読ください!

<あわせて読みたい>
>>>【藤井聡太】増田康宏 六段 vs 藤井聡太 七段 第31期竜王戦決勝トーナメント
>>>【藤井聡太】深浦康市 九段 vs 藤井聡太 七段 第66期王座戦挑戦者決定トーナメント
>>>【藤井聡太】都成竜馬 五段 vs. 藤井聡太 七段 第31期竜王戦決勝トーナメント

>>>カテゴリー「藤井聡太」

<考察が役立った方はクリックお願いします!>

にほんブログ村 その他趣味ブログ 将棋へ

お買い物関係















Copyright© つわぶき将棋の園 , 2018 All Rights Reserved.